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シリンダライナ

 シリンダライナは、シリンダを構成するためにエンジンブロックにはめ込まれる円筒形の部品で、エンジンの内部を構成する重要機能部品の一つ。
 主に、つぎの役割をはたします。

摺動面の形成
シリンダの内壁として潤滑油を保存し、ピストン・ピストンリングとの摺動面を形成。
気密保持
圧縮気体、燃焼ガスの外部への漏れを防ぐ。
熱伝導
燃焼熱をピストン・ピストンリングを介して受け、冷却水に伝える。

新規シリンダライナの開発事例
外周鋳肌ライナの外観

ST-A仕様

アズロック11(針高さ1.0狙い)

アズロック13(針高さ0.7狙い)

乾式ライナ

 

 シリンダライナが冷媒(冷却水)に接触しないタイプ。シリンダの間隔が比較的小さくとれるため、機関の小型軽量化ができる。ただし肉厚が薄く、ライナの精度確保やエンジンブロックの鋳造・加工に高度な技術を要するため、主に軽量・高出力の自動車用に使用。

鋳包みライナ

 乾式ライナの一種で、同様にライナが冷媒(冷却水)に接触しないタイプ。乾式ライナは完成されたエンジンブロックに挿入されるが、鋳包みライナはエンジンブロックを鋳造する際に鋳込まれ、一体成型される。エンジンブロック本体は、通常アルミニウム材を使用。外周鋳肌タイプと外周加工タイプがある。
   

湿式ライナ

 

 シリンダライナが冷媒(冷却水)に直接、接触するタイプ。ライナの鋳造・加工、エンジンブロックの鋳造ともに比較的容易であることから、農耕機用などの小型エンジンから船舶用の大型エンジンまで、広い範囲で使用されている。

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